ゲーミフィケーション事業を展開するセガ エックスディー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員 CEO:谷 英高)は電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:榑谷 典洋)と共に、世界最大級のメタバースプラットフォームである「Roblox」上で企業のブランドコミュニケーションを実現する公式ゲーム開発サービスの提供を開始した。
「Roblox」はデイリーアクティブユーザー数が5,880万人を超える世界最大級のオンラインメタバースプラットフォーム。自身のアバターを作成し、何百万もの没入型デジタル体験を探索することができる。また、ユーザー自身がゲームクリエイターとして独自のインタラクティブな体験を作成、公開し、収益化することも可能。誰もがクリエイターとして参入できるハードルの低さと、それによる体験の幅の広さが、プラットフォームの人気拡大につながっていおり、世界的に注目されている。
ファッション、スポーツ、音楽など世界的に有名なブランドをはじめ、業界を問わず様々な企業が「Roblox」プラットフォームを活用し、自社ブランドを表現した没入型の公式バーチャル体験を実現している。同社は今後日本においても企業と生活者のコミュニケーションの場として、活用シーンが増えると予想している。
今回の取り組みでは、「Roblox」内で自社の公式バーチャル体験を作ることによって、以下4点のアプローチが可能になる。
① ブランドの世界観としてのゲーム開発
② 自社新規事業
③ ゲーム内のキャラクターやアイテムとしての商品登場
④ ゲーム内広告出稿
「Roblox」での公式開発はフルスクラッチ開発に比べて初期開発&運用共に低コストであること、若い世代を含む数百万人のユーザーにアプローチできることが強み。10~20代前半を中心にした若年層ゲームユーザーと深い接触時間を実現し、ブランドの認知向上などに貢献する。
今後の展望として、「Roblox」での公式ブランド体験の展開を支援するとともに、メタバース領域に関する事業開発も平行して各種実証や推進を行う。近年注目されているエデュテインメント(Education+Entertainment)分野でのサービス開発や支援を行っていく予定。