CG・映像制作のComposition(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:緒方達郎)は設立10周年を迎えたことを機に新体制を稼働し、最新バーチャル技術と演出制作チームとを組み合わせたプロダクションブランド「バーチャルスタジオMOOV」を立ち上げる。あわせて新たなライブエンターテイメント表現「Narrative Live」を開発する。
MOOVではアーティストやコーポレート、IPと一緒に世界やストーリーを提案・制作していく。演出、プランニング、アート・デザイン制作、CG制作技術、モーションキャプチャー、キャラクター制御を含むリアルタイムCG技術など、同社が培ってきたノウハウを組み合わせて高水準なコンテンツを提供する。また、映像制作の世界では「一点物」「使い捨て」が多かったが、MOOVでは一貫した世界観の提供や効率的なアセット活用など効果を最大化する制作体制の構築を目指す。
なお、MOOVのプロダクションチームは4つのチームで構成される。①バーチャル空間における演出の可能性や構成のプランニングを行う「STORY」チーム、②舞台や美術の設計やアセットの管理を行う「ART」チーム、③技術開発や制作フローの整備を行う「TECH」チーム、④ビジュアル制作や映像制作を行う「CRAFT」チーム。
さらにMOOVでは「Technology x Storytelling」のコンセプトをもとに、アーティストの想いを伝える「Narrative Live」(ナラティブライブ)を開発する。従来の音楽ライブに独自のストーリーやミュージカルや朗読などの要素が混ざり合った、新しいライブエンターテイメント表現となる。