大日本印刷(DNP)はブルボンが手がけるインターネット上の仮想空間「ブルボンメタバース」の構築を支援し、利用者が分身となるアバターを通じて、同社の歴史や商品の魅力を体験できるようにした。
2022年10月3日から31日までの期間限定で提供する「ブルボンメタバース」は、お菓子が持つ“楽しさ”と、ブルボン本社がある新潟県柏崎市の魅力を一体化した新たなコミュニティ空間。この仮想空間で、企業と生活者の安全・安心な対話型のコミュニケーションを実現することで、さらなるファンの獲得とファン同士のコミュニティの活性化につなげていく。
DNPはXR技術を活用し、自治体や施設管理者の公認の空間、企業の工場やショールーム等に対して、リアルとバーチャルの空間を融合して体験価値を高める「XRコミュニケーション事業」を2021年から展開。今回、この事業の一環として、ブルボンが運用する仮想空間「ブルボンメタバース」の構築を支援した。
特徴として、DNP独自の技術で高精細で多くの利用者が体験できるユーザビリティの高い空間、ブルボンの商品やブルボン本社がある柏崎市の魅力を体感できる点が挙げられる。
DNPは今後も、「ブルボンメタバース」をはじめ、多様な業種の企業を対象にメタバースの構築を支援し、企業が販売する製品・サービスのファン獲得やファン・コミュニティの活性化につなげる。また、生活者への新たな情報発信や交流の場として企業のメタバース活用を支援することで、コーポレートブランディングの向上にも貢献していく。