産業メタバース総合研究所が設立、関連技術の開発支援へ

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2022年9月16日、メタバース関連技術を産業分野の実態生産性向上に活用するための研究・開発に特化した「産業メタバース総合研究所(産メタ総研)」が設立された。所長は神戸デジタル・ラボ執行役員の村岡正和氏。

産メタ総研ではメタバースというコンセプトで生まれてくる様々な新技術を既存産業分野の実態生産性向上、新事業創造に応用するための研究開発を行っていく。

産メタ総研はメタバースを「時間と空間を超越する概念」またはそれを仮想的に実現するデジタル技術、ビジネスモデルと定義。「時空を超越する」ことをコンセプトに産業でデジタル技術が活用されているケースとして”VR/AR技術で現実感の高いリモート・ディスカッションを行う” (空間の超越) などの例を挙げる。

今後創出される新技術をいち早くキャッチアップし、それを産業に利活用するための研究開発、情報共有などの活動を行っていく。同活動を通じて、国内の製造、建設、物流などの産業分野でレガシー企業文化からの脱却、産業変革をサポートする。また、賛同パートナー、共同研究パートナーを募集する。